amazonのボタンが変わってるという発見からのABテスト話

よく見たらまた変わってた（戻ってた）amazonのボタン…

私はよく社内のデザイナーとやり取りします。
というのも、ランディングページやバナーなどの原稿を作って

その原稿を外注ではなく、社内でデザイン処理する場合は
デザイナーと完成イメージを話し合ったりします。

文字のフォントはこうしてほしい、
見出しの位置とカラーはこういう感じで…という具合に。

確かにランディングページやセールスレターにおいて
文章がとても重要だということは、コピーライターの私としても
勿論、納得がいく意見ですしそういった意見を尊重したくもなるのですが

全くデザインや写真に関心を持たず、その部分の全部をデザイナーにおまかせして
なおざりにしてしまうのも良くないと思うのです。

なぜなら、写真やデザインも成約率を高めるのには重要な要素であり、
的はずれなものを採用するより、ターゲット層にマッチした写真やデザインを
盛り込んだほうがより興味や関心を引き付けやすいものに仕上がるからです。

あくまでも、しっかり入念にリサーチされた上で練られた
コピーライティングができているのが前提となりますし、ABテストを行ってみて
結果が変わることも事実あり得るため、断言はできないのですが一理あると言えます。

話がそれましたが、
今日もそんな感じで私とデザイナーはやり取りしていました。

そこで２人はあることに気づきました。

あれ？amazonのボタンが？？

何に気づいたのかというと、それはたまたま２人が眺めていた
amazonのページです。

ついこないだまで、「カートに入れる」「欲しいものリスト」のボタンなどが
フラットデザインタイプのボタンに変わっていたのですが、

今日見てみてら、昔の通常デザインにボタンが戻っていることに気づいたのです。
昨今のWEBデザインではフラットタイプのHPやボタンが流行っているみたいで
amazonも早速取り入れたなーと思っていたのですが、

ボタンが元のデザインに戻っていたということは
テスト計測した結果、ボタンを変えることで反応（コンバージョンや売上）が下がったのかな？
だから元に戻したのかなと思ってしまいました。

「そんな、ボタン１つで売上や反応って変わるものなの？」

と思う人もいるかも知れません。

わかります！実は私もそう思っていました。
ボタンの色や形を変えるだけで、コンバージョンが変われば苦労は無いよ。

そんなモンほっておいて、
「コピー！コピー！コピーライティングぅ！」

ガリガリガリ、、、

と原稿を書いていたのですが、
最近では、ボタンの形や色でも反応が大きく変わることが
科学的なテストによって証明されているのです。

海外のマーケッターや大手企業のコンサルなども
細かくボタンを変えたり、HPやサイトのデザインを少し変えたり
幾度となくテストして、コンバージョンや反応の向上に務めているそうです。

それがamazonというような超巨大企業であればなおさらでしょう。

彼らは徹底的にマーケティングしているはずですので、
恐らくは反応が変わったからボタンも変えたに違いありません。
※そういえば最近amazonアプリもまたさらに使いやすくバージョンアップしていますよね

ふと雑談しながら見ていたamazonページから、
そういう話に広がっていったのはなかなか面白かったな―と思いました。

今日はそんな１日でした。
あと、やたらいろんなコピーライターが集まってきて
社内のコピーライター率が高かったです。

１２時のお昼休憩になったら、
私を含め、コピーライター勢全員がデスクで寝ていたので
ちょっとウケました！

各ライターいわく、睡眠不足だと脳が上手く機能せず
ライティングに影響するようです。

それには私も同感！体調が悪かったり、眠かったりすると
やっぱりコピーにも身が入らなくなるので体調管理は必須ですね！

しっかりコンディションを整えて、
お客さんの気持ちに共感できるような広告を作りたいと思います。

お読みいただきありがとうございました！

PS

ABテストでボタンの色うんぬん、HPのデザインうんぬんで
コンバージョンなどの反応が変わるということについては
以下の書籍を購入して、現場で読んでみたところ非常に参考になったので

１つでも気になったのであれば、今すぐ入手してランディングページの改善などに役立て
反応や売上アップに活用していただければと思います。

それでは！

ABテストなどによるランディングページ改善に役立つオススメ書籍