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バイク乗り方のコツと基本がわかる記事!初心者必見の教習動画もあり!

更新日:

ミッションバイクの乗り方

バイクの乗り方がわかる!ギア付きミッションバイク運転法

ミッションバイクの乗り方
今回はミッションバイクの乗り方について

記事を書いていきたいと思います。

この記事の目的ですが、

  • ミッションバイク初心者の方
  • ミッションバイクに興味がある方
  • バイクの免許を取るために教習所へ通っている方

を対象に、
できる限りわかりやすく
「ミッションバイクの乗り方」について
解説をしていき

バイクの乗り方を
マスターして頂くという事です。

現在、
YouTube動画でバイクの乗り方を
解説させて頂いており

おかげさまで多くの人に
「わかりやすい」と評価頂いております。
そちらの動画も参考にしてみてください。」


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バイクの乗り方を動画で説明

また、
この記事はその動画の補足の
目的としても執筆しております。

それでは早速
ミッションバイクの乗り方について
解説していきたいと思います。

※以下、ミッションバイク=バイクと記載します

基本的なバイクの乗り方

バイクには

  1. オートマ
  2. ミッション

2種類のタイプがあります。
車と同じですね。

今回、記事で解説するのは
後者の「ミッション」の方です。

ミッションとは
運転するのにギアを換える操作を
必要とするタイプのものです。

また、ミッションの中にも、

  • リターン式
  • ロータリー式

の2種類のシフトチェンジ形式があり、
下の図のように、ギアを変えていきます。

バイクの乗り方

出典:ヤマハ発動機HP http://www2.yamaha-motor.jp/bike-word/word.asp?id=289

※シフトチェンジとも言います

ミッションバイクは四肢をフル活用する

具体的なバイクの乗り方ですが、

基本的には運転には両手と両足。
四肢をフルに活用していきます。

それぞれ担当する役割について、
解説していきますね。

両手と両足を使ってのシフトチェンジ役割

バイクの乗り方両手

  • 左手:クラッチレバー
  • 右手:フロントブレーキレバー&アクセル

バイクの乗り方シフトペダル

  • 左足;シフトペダル
  • 右足;リアブレーキペダル

このように、
バイクを運転するために
両手と両足を活用していきます。

ドラムを叩くような感じですね。
あれも、両手両足を使います。(笑)
※ちなみに昔、吹奏楽部で叩いていました

主に、

  • 左側はシフトチェンジ担当
  • 右側はブレーキ担当

とイメージすると
わかりやすいかもしれません。

さて、
バイクを運転するのに
両手と両足を使う事は
理解できたと思います。

それでは、
それぞれの役割について

具体的にどのような
意味合いがあるのかを
掘り下げて説明しますね。


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それぞれの操作意味合い

【左手】クラッチレバーはエンジンの力をタイヤに伝える調整役


エンジンの力をタイヤに伝える時に
その調節となるのがクラッチです。

細かいメカニズムを説明すると
長くなりますので割愛しますが、
クラッチレバーを「握っていない時」
⇒エンジンの力がタイヤに伝わっている状態

逆に

クラッチレバーを「握っている時」
⇒エンジンの力がタイヤに伝わっていない状態

という風に簡単に捉えて頂ければ
問題ないと思います。

詳しくは下記のサイトにて
クラッチの仕組みについて解説されています。
踏み込んで知りたい場合は
参考にしてみてください。

バイククラッチの仕組み

【右手】フロントブレーキレバーは前輪タイヤの制動役


バイクには前輪と後輪の
2つのタイヤがついています。

そして、
それぞれにブレーキが
備え付けられており

  • フロントブレーキ(前ブレーキ)
  • リアブレーキ(後ろブレーキ)

というものがあり、
この2つを上手く使って
バイクの動きをコントロールします。

右手のレバーは
フロントブレーキをかけて
スピードを減速する際に活用します。

さらに速度を調整するアクセルの役割

右手の役割はレバーだけでなく、
ハンドルを回す事によって
速度を上げる、アクセルの役割もあります。

ハンドルを回すと、
エンジンの回転数が上がり

バイクが加速し、スピードが
早くなっていきます。

走行時にアクセルを戻すと、
エンジンブレーキが発生します。

エンジンブレーキの詳細についても
長くなる為ここでは割愛させて頂きます。

詳しくは下記の質問で
説明されていますので参考に
してみてください。

バイクのエンジンブレーキについて


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【左足】シフトペダルはギアをチェンジさせる役割


左足のペダルは、
バイクのギアをチェンジさせる

「シフトチェンジ」を行う時に
活用していきます。

バイクのシフトチェンジには
主に2タイプあり

  • リターン式[1速→N→2速→3速→4速→5速→6速]
  • ロータリー式[N→1速→2速→3速→4速→Nへ戻る]

の2種類があるのですが、
この記事では前者の「リターン式」に
限定して書いております。

ロータリー式については
ここでは割愛させて頂きますね。

教習所のバイクではリターン式。
カブなどの新聞配達のバイクなどは
ロータリー式が多いです。

【右足】リアブレーキペダルは後輪にブレーキをかける


残る右足の役割ですが、

ペダルを踏み込む事によって
後ろタイヤにブレーキをかける役割があります。

リアは低速での
速度をコントロールする
役割が強く、

一本橋など、
低速でバランスをとって
走行する状況などで

重要となってきます。
以上が、
バイクを運転するための
両手と両足を使った

各操作の役割について
解説致しました。

それでは次は、
実際の運転方法を説明しますね。


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ミッションバイクの乗り方

発進と停車。
この2つの動作を基本とし
運転の仕方を解説致します。

バイクの乗り方「発進」

バイクの乗り方発射

※エンジンがかかってバイクにまたがっている
状況を想定します

  1. 左手クラッチレバーをにぎる
  2. 左足シフトペダルを踏む
  3. 左手レバーの握りをゆるめて右手アクセルをあける
  4. 右手アクセルをあけてスピードに乗る
  5. 速度に合わせて左手&左足操作でギアを上げていく

ざっくり説明するとこのような流れとなります。

それではそれぞれの
操作について解説しますね。

1:左手クラッチレバーをにぎる

まずは左手のレバーをにぎり、
ギアをチェンジする為の準備をします。

レバー握っている時は、
エンジンの力とタイヤはどういう状況に
なっていたか覚えていますか?(笑)

前項、
クラッチレバーの項目で説明しましたが、

レバーを握っている時は
エンジンの力はタイヤに
「伝わっていません」

なので、
エンジンの力がタイヤに
伝わっていない状態で
ギアをチェンジさせます。
※逆にバイクが停車していて
スピードに乗っていない時に
「N」じゃない状態でレバーを
話すと「エンスト」します!

◆なぜこの操作が必要なのか?

シフトチェンジの為の準備

2:左足シフトペダルを踏む

バイクのエンジンを
かけた時の最初のギアの状態は
通常「N」の位置になっています。
※一部例外もあります

ギアがニュートラル状態の時は
エンジンの力がタイヤに伝わっていません。

なので、
両手をはなしても
「バイクはエンスト」しないのです。

左手のレバーを握ったまま。
左足のペダルを下に踏んで下さい。

ギアが「N→1速」に入ります。

ギアの配置は覚えていますか?

[1速→N→2速→3速→4速→5速→6速]

という配置でしたよね。

ペダルを踏む事によって、
ギアの配置は「N→1速」になりました。

多分あなたは
もしかしたら混乱しているかもしれません。

なぜなら、
[1速→N→2速]の関係性が
よくわからず…

「意味不明!!」と
なっているあなたの姿を
想像してしまいました。

大丈夫です!
私も昔は全然理解できず
それが原因で

「バイクを1台廃車」
にしているので。(笑)

ギアが「N」状態の時

  • 下に踏むと「1速」に入る
  • 上にけり上げると「2速」に入る

という状態になります。
そうです、「N」はちょうど
1速と2速の真ん中に存在している
感じと思ってしまえばわかりやすいです。

[1速→N→2速→3速→4速→5速→6速]

え?
だったら、
「1速から2速」にするとき
真ん中にいる「N」はどうなるの?

と思いましたか?

ここがポイントなのですが、

ギアが「1速」状態の時

  • 上に"軽く"けり上げると「N」に入る
  • 上に"強く"けり上げると「2速」に入る

という仕組みになっています。

強くと言っても、
気合を入れて思いっきり
けり上げるわけではありません。(笑)

しかし、

けりが弱すぎると、
「2速」に入れて走りだすつもりが
「N」に入ってしまって
「焦る」というパターンもあるので
注意が必要です。(笑)
以上を踏まえた上で、
冒頭の操作に戻ります。

左手のレバーを握ったまま。
左足のペダルを下に踏んで下さい。

ギアが「N→1速」に入り
発射準備が整います。

◆なぜこの操作が必要なのか?

ギアを「N→1速」に入れて
バイクが走り出せるスタンバイ状態
にする為

3:左手レバーの握りをゆるめて右手アクセルをあける

ギアを「N→1速」へ入れたら、
左手のクラッチレバーを徐々にゆるめていき

エンジンの力をタイヤへ
じわり、じわり(笑)と伝えてきます。

いわゆる
「半クラ」という操作です。

おそらく、
バイク初心者のほとんどの人が
最初につまずくポイントでは
ないかと思います。

私もそうでした!

「半クラの感覚をつかめずエンスト」
という壁にモヤモヤした…なんて経験を
あなたもしたかもしれません。
レバーを握った左手の力を抜いていき
レバーをゆるめて、開けていきます。

レバーの動きに合わせて、
今度は右手のアクセルも軽く回し

バイクを発進させていきましょう!

徐々に車体は速度にのり、
バランスが安定してきます。
◆なぜこの操作が必要なのか?

エンジンの力をタイヤに伝え、
さらにアクセルをあけていき
走り出していく為

4:アクセルをあけてスピードに乗る

バイクが走りだしてきました。

「1速」から速度に乗ってきたら、
次はギアを上げていきましょう。

◆なぜこの操作が必要なのか?

停車状態から走りだし、
低速から速度を安定させる為

5:速度に合わせて左手&左足操作でギアを上げていく

スピードに乗ってきたら
ギアを「1速」から順番に上げていきましょう。

[1速→2速→3速→4速→5速→6速]

ギアの上げる方法は、
前項と同じくです

  1. 左手クラッチレバーをにぎる
  2. 左足シフトペダルをけり上げる
  3. 左手クラッチレバーを優しくはなす
  4. 右手アクセルで速度を調整する

という手順です。

逆にギアを落としたい場合も
その操作はほとんど変わりません。

  1. 左手クラッチレバーをにぎる
  2. 左足シフトペダルを踏み込む←この操作
  3. 左手クラッチレバーを優しくはなす
  4. 右手アクセルで速度を調整する

ギアを上げる時は、
左足ペダルをけり上げますが、

その反対で、

ギアを下げる時は
逆に左足ペダルを踏んで下げます。
以上がバイク停車状態から
走りだして速度にのせるまでの

「発車」の手順となります。
◆なぜこの操作が必要なのか?

走りだしたバイクの速度を
シフトチェンジとアクセルで
スピード調整する為

バイクの乗り方「停車」

それでは次は、
バイクが走りだした状態から

停車させる為の手順を
説明していきますね。

  1. 右手アクセルを戻す
  2. 右手レバーと右足ペダルで速度調整(ブレーキ)
  3. 左手クラッチレバーをにぎる
  4. 左足シフトペダルを踏んでギアを順に落とす
  5. 左手レバーの握ったまま停車する

ざっくり説明するとこのような流れとなります。

それぞれの操作について、
解説してきます。

1:右手アクセルを戻す

右手アクセルハンドルを戻します。

エンジンへの燃料供給がストップし、

エンジンブレーキがかかり
バイクは減速していきます。

◆なぜこの操作が必要なのか?

スピードを落とす為に
加速をやめて、エンジンブレーキをかける。

2:右手レバーと右足ペダルで速度調整(ブレーキ)

バイクは急に止まれない!(笑)

アクセルを戻したら次は
ブレーキでバイクのスピードを落とします。

発車の時とは逆で、
今度はすでにバイクが走っている状態から
停車するという状況の為

  • 右手ブレーキレバーを軽く握る
  • 右手ブレーキペダルを軽く踏む

という2つの操作で
速度を調整しましょう。

ブレーキについては
前輪の割合を多めにかけて
速度を調整します。

その比率ですが
「前輪7:後輪3」が基本と考え
心がけていきましょう。
※状況によって変わる場合もあります

この時にブレーキを強くかけ過ぎると

タイヤがロックしたり、
滑りだして転倒!

という危ない事態が
発生する可能性がありますので
ご注意下さい。(笑)←経験有り

◆なぜこの操作が必要なのか?

安全に停車ができるよう、
事前に充分減速をしておく為

3:左手クラッチレバーをにぎる

ブレーキで速度を落とす事ができたら、
次は左手でクラッチレバーを握り

ギアを落とす為の
準備状態をつくっていきます。

◆なぜこの操作が必要なのか?

ペダルを踏んで
シフトダウンを行えるよう
左手クラッチレバーを握り
エンジンの力をタイヤから離し
準備状態をつくる為

4:左足シフトペダルを踏んでギアを順に落とす

左手クラッチレバーを握ったまま、
左足シフトペダルを踏んでギアを順に
落としていきます。

[1速orN←2速←3速←4速←5速←6速]
最初のうちは、
順番にギアを落とす感覚に慣れず

操作がぎくしゃくするかも
しれませんが、

慣れてくると
自然とスムーズに
ギアを落としていく事ができますので
実際に運転して場数をこなして
いきましょう。

◆なぜこの操作が必要なのか?

高いギアから低いギアへと
順にシフトダウンしていき
停車に備える準備をする為

5:左手レバーの握ったまま停車する

ギアを低速に落としたら、
そのまま左手クラッチレバーをにぎり

バイクを停車させます。

※ギアが「N」の位置にある場合
左手クラッチレバーはにぎらなくても
大丈夫です

停車時にギアは
「1速」または「N」の
どちらかにしておきます。

信号待ちなど、
停車が一時的な場合は
「1速」にギアを入れて待機。

エンジンがかかった状態で、
長時間停車させる場合は
「N」にギアを入れておくと
いいでしょう。
(アイドリング時など)
◆なぜこの操作が必要なのか?

停車時にギアが「1速」の場合は
エンストを防止する為

補足:うまくギアを落として停車できない場合

走行中、
交差点などにさしかかり

停車の際に
順番にギアを落とすのが
むずかしいという場合

下記の手順で停車すると
慌てなくて良いので安心です。

  1. 右手アクセルを戻す
  2. 右手レバーと右足ペダルで速度調整(ブレーキ)
  3. 左手クラッチレバーをにぎる
  4. 左手レバーのにぎったまま停車する
  5. 左手レバーをにぎり、停車したままギアを落とす

まずは右手アクセルを戻します。
次にブレーキで充分に速度調整ができたら、

左手クラッチレバーをにぎり
そのまま停車します。

あとは左手レバーはにぎったままで
左足シフトペダルでギアを
落としてあげれば停車完了です。

※停車時に、
早い段階で左手クラッチレバーを
握ってしまうと、エンジンブレーキが
効かないのでご注意を

バイクの乗り方まとめ

長くなりましたが、
以上がバイクの乗り方について
一連の手順となります。

YouTubeの動画を
ご覧頂ければ

その流れを理解できると
思うのですが、

文章でも説明があったほうが
よりわかりやすいと思った為

今回、記事として
バイクの乗り方を解説しました。

ざっくり書いたので、
一部誤りがあるかもしれませんが

適宜、
気づいたら加筆修正
していきたいと思います。

それではまた!


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