このコピーの"どこ"が間違いなのでしょうか?
【禁欲11日目】2016年5月12日(木)
温かいコーヒーの飲みながら、自宅のリビングよりこの記事を書いています。
最近は、プロモーションの準備を始め、会社で使うセールスライティングの教育資料などを
制作したりしていてガッツリライティング漬けの日々です。
本当に時間が立つのが早いですね。。。
さて、今日は尊敬する社内の先輩マーケッターが
ヘッドライン作成のポイントとレター分析における注意点を講義してくれました。
というのも、業務提携しているセールスライターさんの
原稿が上がってきて、私が確認することになっているのですが
大勢で確認した方がいろんな意見やフィードバックが得られると思い
先輩を筆頭に、提携ライターさんと私、そして社内の後輩女性マーケッターも
一緒にミーティングに参加してみんなでセールスレターの分析をしていました。
フィードバックも「チーム」で行うと気付きも多い
ヘッドラインを見て、改善点などをみんなで意見し合います。
何を伝えればお客さんは興味を持って、行動を起こしてくれるのか?
そのことについて真剣に考えます。
お客さんが行動する"一番のポイント"って何だと思う?
もし、自分がお客さんだったら、どんな要素があれば行動を起こす?
"一番決め手"となるポイントを教えて!
という先輩マーケッターの鋭い質問が飛んできます。
続けて先輩が、
「これが絶対っていう答えはないから、とにかく思った意見を出してみて」
と付け加えます。
そして、みんなが順に意見を出していきます・・・
人によって意見が違うのが面白いです。
セールスレターやランディングページに
"どんな要素"があったら行動しようと思う?
その一番のポイントは?
という質問に対して私は
- 今自分が抱えている悩みや問題を解決する情報がある
- 興味がひかれるような情報がある
ということを回答。
ライターさんは、
- 信用できるか
- 実績があるか
と回答。
後輩女性マーケッターは
- 信用できるか
- 興味がわいて、面白そうかどうか
…などなど、
それぞれ意見を出していきます。
100%の答えはない、だけど一番大切なポイントは、、、
究極の答えというのは、直接お客さんにメッセージを見せてみないとわからない。
けれど、概ね一番優先順位が高くなる要素は
問題が解決できるかどうか?
というポイントが大きい。と先輩が答えてくれました。
もちろん、信用や実績も大切ですがセールスレターやランディングページに
まず最初メッセージを見た時、率直に求められる部分は
- 悩みや問題を解決できる情報
- 何らかのメリットが得られる
といったところであり、
そこが軸になってくると思うとアドバイスしてくれます。
"軸"を決めて、全てに一貫性を持たせる
ヘッドラインでは、
- 悩みや問題を解決できる情報
- 何らかのメリットが得られる
というポイントをわかりやすくハッキリ打ち出し
それに対しての解決策やベネフィットを
つまり一言でいうと何?
という最強の質問を投げかけて、
商品が持っている一番の売りを考えていきます。
そして、それが一番の軸となります。
この軸がハッキリ定まっていないと
伝える情報が多くなりすぎて、盛りだくさんになってごちゃごちゃし
ベネフィットがよくわからず、要点の掴めないヘッドラインになってしまったり
ヘッドラインから展開していく、
見出しなどの一貫性もブレくるので
- いかにヘッドラインに軸をもたせるか?
- 一言でいうとこの商品やサービスの最大の売りは何なのか?
- そして、その売りを斬新なコンセプトや切り口で真新しく表現できているか?
という部分をしっかり考えた上で、
ヘッドラインや見出し、それぞれのブロックを作っていくと
訴求力の高い伝わるセールスレターやランディングページが作れる
ということをアドバイスしていただきました。
また、人のレターやランディングページを分析・添削する時も、、、
訴求したいターゲットが抱える問題へのコミットに直結した
伝え方と構成になっているか?
というところを意識して見ることで、
自然とヘッドラインに入れるべき要素が見えてくるそうなので
私も普段からもっとしっかり意識しなければ…と思いました。(笑)
沢山勉強をして、頭には入っているつもりになっていても
いざライティング作業に集中していると、そこを見落としてしまっていたり
してしまうことも多いので、、、
何ごとも基本と実践が本当に大切だということが
わかった1日でした。
やっぱり、基本、超大事ですね。
そこからズレていたりすると、結局成果が出ないメッセージができてしまいます。
つい、自己流だったり、変化球を試してみたくなりますが
何年にも渡って繰り返し検証されてきた
「王道パターン」が一番間違いがありませんよね。
ジョン・ケープルズ著の
ザ・コピーライティングをもう一度しっかり熟読しようと思います。(笑)
それではまた!