全ての執着に"ケリ"をつけてラクになる方法
【禁欲5日目】2016年5月6日(金)
禁欲生活も5日目…
まだまだ修行もこれからです。1年間禁欲するということを考えると
あと360日もあるので正直、気が遠くなりそうですが
早くもそんな生活を"開放"してしまうぐらいにパワフルな1冊を読破しました。
それが先日紹介したこちらの本です。
この本の内容を一言でまとめると、
「全ての執着をFUCK IT!!と一蹴し手放してしまえ!」
というものです。
FUCKなんてお下品ね…とあなたは思ったかもしれません。
確かにタイトルを一見すると、ハチャメチャで破天荒な内容なのかな?と
想像してしまいますが中身はいたって真面目な本です。
終始、著者がフランクに話しかけてくるようなタッチで書かれているので
テンポよく読み進めていくことができました。
じつは物事の大半はさほど重要でないという不都合な真実
本書では、、、
世の中のありとあらゆるものの大半は
極めてどうでもいいことで、本質的にはあまり意味のないことだ
と言っています。
これは衝撃的ですね・・・
たとえば、
- 仕事で成功したいだとか
- お金を沢山稼ぎたいだとか
- 異性にモテてちやほやされたいだとか
- 食生活に気を使って健康になりたいだとか
- 自分を変えたい成長させたいだとか
その全てが「執着」であり、執着することで
そんな理想を実現しようとするも、上手くいかずに
自己嫌悪に陥ってしまい、良からぬ方向に落ちてしまう…
だったら、そんな執着の全てを一旦手放してみよう!
「FUCK IT!!」と叫んで、その執着という"枠"をぶっ壊してみよう!
そうすることで、これまでとは違った視点で
世の中を見ることができるし、手放すことで気づくことや手に入るものがある。
本当に、本来自分が求めているものを知ることができる
という素晴らしい内容です。(笑)
●●しなければならないだって?そんなもの今すぐ捨てちまえ!FUCK IT!!
全てのことはこれまでの常識だったり、周りの人からの影響によって
無意識的に「価値」だと思い込まされて私たちはそれに執着しているということに
気づいて欲しいという著者のメッセージは本質的でありなかなか心に刺さってきます。
さすがは元コピーライター!
パンチの効いた言葉でバシバシ切り込んできます。
確かに、自分の求めているものや望んでいることが
「価値」だと思い込み、自分では気づかないうちにそれに執着しすぎて
のめり込んでしまい逆にそれが"手かせ足かせ"になり、執着という鎖でがんじがらめにされて
苦しんでしまっているようなことは私もあります。
きっと形は違えど、あなたにもあるのではないでしょうか?
こんな執着、、、
たとえば、私の場合だと、
- 今の仕事でもっと成果を出さなければいけない
- さらに自分を成長させなければいけない
- できればお金も沢山稼がなければいけない
- 最高のパートナーと再婚しなければいけない
- セックスで女性を沢山よろこばせなければいけない
- 禁欲して性的魅力とエネルギーを高めなければいけない
- 毎日の習慣を継続しなければいけない
…などなど、赤裸々に本音を書きましたが
いざ、書き出してみると沢山の「執着」があるんだなと自分でも再認識しました。
ぶっちゃけ、
これらをいきなり一瞬でFUCK IT!!と一蹴し手放すのはまだ勇気が必要ですが
結果はどうなろうと、自然の流れに身を任すのが良い。
執着を手放すことで鎖から開放されて、もっと楽に生きることが
気持ちと考え方次第で"いつだってできる"ということ。
要は作られたフレーミングの枠組みから脱するということを
この本ではストレートに伝えているんだと思います。
どうしようもない"絶望のドン底"に落ちた時こそ気づくこと
そして本書では、人は絶望のドン底に落ちた時こそ、
ショッキングな出来事で、
人生を"クラッシュ"してしまった人たちこそ、
全ての執着に対しそんなに必要ではなかったな…ということに気づきやすいそうです。
まるでそれは、、、
1人乗りのロケットに乗せられて
地上から発射されてそのまま宇宙の彼方へ放り出されるような感覚。
宇宙空間にたどり着いたロケットから地球を見下ろすと
実に自分の存在が…社会の存在がちっぽけで
対して意味が無いことなんだということに気づいてしまう…
というような状況です。
全てのことがどうでもよくなって執着もなくなるという
いわば「悟りを開いた」ような心境です。(笑)
ちなみにこの本の著者も、人生をクラッシュした1人であり
仕事を失い原因不明の体調不良に陥って絶望のドン底へと突き落とされたことによって
「開眼」したそうです。
もちろん、著者もできる限り読者には
クラッシュせずとも執着を手放して精神的に自分を開放することができると
知ってほしいと言っていますし
この本にもいくつかその方法が書かれています。
一例を挙げると、
単純にはありのままを受け入れていい。
自己嫌悪なんて気にするな!
全てはFUCK IT!!で吹き飛ばしてしまえばいいというものです。
- カラダに悪いジャンクなものを食べたっていいじゃないか
- 彼女や彼氏にフラれたっていいじゃないか
- お金を無駄遣いしてしまってもいいじゃないか
- あこがれの誰かを目指さなくたっていいじゃないか
- 仕事で成功できなくったっていいじゃないか
的な感じで、自分では「ダメだな~!」と思ってしまう様な部分も
気にせずにそのありのままを受け入れてしまえばいい。
クヨクヨするよりは断然マシだ!
ということを本書は教えてくれます。
全てがFUCK ITで片付くなら
これほど楽なものはないなーとあなたは思ったかもしれませんが
もし、何らかの執着に囚われていて
その執着に縛られていることで、本来うまくいくはずだったことや
本当に自分が望んでいるようなことを阻害されていたとしたら・・・
そんなの嫌じゃないですか?
だったら、すぐにではなくても
その執着を手放す方法を知ってみたくはないですか?
あなたには執着を手放す"何か"が他にありますか?
本書を読むことで、心が楽になる"執着の手放し方"を学ぶことができます。
- 食事
- 恋愛・結婚
- 健康
- お金
- 環境
- 自分
- 子育て
- 向上心
- 計画・目標
- 善・悪
- ネガティブな感情
- 他人の評価
- 愛・恐れ
- 利己・利他
- 仕事
- 信念
などの各項目に対し、
FUCK IT!!とその執着を手放す対処法が書かれているので
解決法をイメージしやすい構成になっています。
気持ちを楽にする呼吸法や実践的なワークなどもいくつか紹介されています。
私も読んで少し心が楽になりましたし、
別に、うまくいかなくてもいいんだな。
「ま、いっか」
全てのことは結局FUCK ITの一言で解決できるわ…
とちょっとは思えるようになりました。
そして、、、
本の内容が良かったので、
現在、彼氏との"恋愛関係"に悩んでいる、
女の子友達に早速おすすめしてみました。
その子は彼氏に対して執着しており、
嫉妬やヤキモチに毎日苦しんでいるようです。
「そんな悩み、この本読んでFUCKと言って解決しちゃいなよ!」
という感じのノリで推しておきました!(笑)
すると、
「早速、本屋へ買いに行く」とのこと。
とまあそんな感じの1日でした。
それではFUCK IT!!…ではなく、、、
それではまた!アディオス!