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複数の男女異性関係と並行して交際する ポリアモリーという新しい恋愛感とは?

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あなたはポリアモリーという恋愛観についてご存知だろうか?

ポリアモリーとは?一人の恋人(パートナー)に限定せずに、複数の恋人と同時並行して関係性を作っていく…という恋愛観である。

日本では、昔から一夫一婦制が当たり前になっているが、最近ではネットの普及によって価値観が多様化した事もあって、LGBTやポリアモリーなどといった、世間的に見るとマイノリティと呼ばれるような恋愛観徐々にが受け入れられるようになってきたと思う。

私もポリアモリーには興味があって、実践しよう…という勇気は無いが、そういった恋愛観には考えさせられるものがあると思ったので、最近考察するようになった。

この記事ではポリアモリーという恋愛観をより深く理解するために役立つ書籍をあなたにご紹介しようと思う。

もしあなたが、

  • 複数の異性と恋愛してみたい…
  • 従来の恋愛観に疑問を感じている…
  • 今のパートナーだけでおさまりたくない…

という感情を日常生活の中で少しでも感じたのであれば、ポリアモリーという恋愛観について、学んでみてはいかがだろうか?

きっとそこには、従来の恋愛観というフレームワークを超えた、新しい(現代社会では)…というか、古代的(国にもよるが昔の人は一夫多妻制などもあった)な恋愛観について、学び・気づき・発見が得られる事間違いなしである。

その前に、私が感じたポリアモリーのメリットとデメリットについて書いてみようと思う。

ポリアモリーのメリット

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  1. いろんな価値観を知ることができる
  2. 複数の人と付き合うことで足りないものを補える
  3. 刺激的である

複数の異性と交際することで新しい価値観を発見

まずメリットから述べると、複数の異性と付き合うことで「新しい様々な価値観が得られる」というところ。

恋愛は一人ひとり違っていて、それぞれ一個人の人間ドラマや経験を蓄積していった男女が交わって、織りなされる本能的な現象である。

よって、異性のパートナーを一人に限定せずに、複数の相手と交際することによって、付き合った分だけ、新しい価値観や考え方を得ることができる。

実際に私も、今はバツイチであるが、結婚生活で学んだ事は大きいし、女性と付き合うことによって、新しい経験や発見をした…という体験もあるので、複数の異性と交際すると学び・気づき・発見もその数だけあるかもしれない…という事は想像ができる。トラブルなく、実践することは大変だろうが。(笑)

足りない部分を補完できる

もちろん、いい部分もあれば、悪い部分も知ることになるであろう。けれども、そういった複数の価値観や新しいフレームワークと出会うためには、一人に限定した恋愛では限界があるのでそういった部分はポリアモリーのメリットだと言える。

また、付き合う相手によって、この部分は良いけど、こういうところは好きじゃない…というようなことが、恋愛期間が長くなってくるにつれあると思う。

恋愛のタイプ

恋愛にはそれぞれ型となるタイプがある…という興味深い内容を書いた書籍に「愛を伝える5つの方法」という世界的ベストセラーがあるが、そこで書いてある内容も恋愛観やパートナーシップのタイプにどんなものがあるのか?…を知るために非常に参考になる部分が多い。私も購入して学んでみた。

例えば、日本では「セックスレス」が男女いや、社会の1つの問題となっているが、セックスやスキンシップが大好きなタイプもいれば、逆に一緒にいるだけで十分な安心感が得られるというプラトニックなタイプもいる。

どちらが良いか?悪いか?というものはなく、要は、自分が異性に抱く理想や価値観にそのタイプが合っているか?というところである。
合っていれば特に問題はなく、ストレスフリーで恋愛や夫婦関係を楽しむことができるだろう。

しかし、それが合っていなければどうだろうか?
場合によっては一緒にいることがストレスになったり、不満やフラストレーションが溜まっていくのではないだろうか?

また厄介なことに、付き合った時はタイプが合っているように感じても、交際期間が長くなるにつれて、タイプが合わなくなる…なんて問題もよくある話だ。

男女の関係ほど読めないものはない。

人は気分と感情の生き物だ。

たとえ高価な指輪をこしらえ、300万円の費用をかけて結婚式を挙げ、永遠の愛を誓い合っても、時の流れや年齢、生活環境や状況によって、パートナーへの感じ方も変わってくる。(私の実体験談w)

そんな時に、単に別れる…という風に簡単に考えることができたら楽かもしれないが、子供がいたり、世間の目があったり、各々の諸事情があるとそうはいかない。

ずるずる…付き合っていかなければならない…というような状況もあるだろう。

ポリアモリーは刺激的

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そんな状況の中、恋愛や夫婦関係を続けていくことは辛いものだが、お互いにポリアモリーの考え方を理解し、それを実践することができれば、お互いに足りないと思う部分を外部のパートナーシップで解消することができるかもしれない。

恋愛の寿命は3年。
どんな恋も冷めて、現実的になる…とはよく言うもので、付き合った当初は誰しも「恋愛バブル」の状態で、相手のすべてがよく見えてしまう事があるかもしれない。

始めてセックスした夜なんて、非常に新鮮で、また情熱的で、激しく求め合い、体液を絡めて、肌を重ねて、興奮するようなアドレナリンとオキシトシンがドクドク溢れるような体験を味わうことができるだろうが、そんな体験も回数を重ねていくことで、マンネリ化し、刺激も薄れていくかもしれない。

よほど上手に工夫して、男女関係を作っていかない限り、マンネリは避けられないだろう。お互いの努力と忍耐、そして密なコミュニケーションは不可欠と言える。

だが、ポリアモリーという恋愛観をお互いが理解し、実践することでマンネリを解消し、刺激的な恋愛観を保つことができるかもしれない…という部分もメリットである。

なぜなら、別の相手と交際することで得た価値観や体験を、既存のパートナーと共有することで、別の角度から相手を知ることができたり、他の異性から学び得たことを、既存のパートナーに対して提供することで、新しい価値や体験を提供することが出来る可能性があるからだ。

ポリアモリーのデメリット

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  1. 日本ではまだ理解が進んでいない
  2. 相手を見つけるのが大変である
  3. 相手によってはお金がかかる

次にポリアモリーのデメリットについて、スポットライトを当てたいと思う。

まだマイノリティなポリアモリー

まず、こういった考え方はまだ日本では広まっていないので、社会や世間の理解がまだまだ少ない…というところ。

どうやって理解者と出会うのか?

そして、ポリアモリーを実践するためには、お互いがそういった価値観を理解し認めあっている…という事が大前提のため、そんな考え方を持っている異性とどう出会うのか?という部分である。

単純にセックスがしたいから…複数の異性と遊びたいから…というような、軽はずみの気分で複数の異性と交際すると、思わぬトラブルに巻き込まれて逆に「破滅への道」へと転落しかねない…という危険な一面もある。

経済力がある方が何かと安心

また、複数の異性と交際する…という事は、デート代や生活費なども相手によっては発生する可能性があるので、お互いに…またはどちらかに「経済力」があるほうが、円滑にいくというケースもあるので、多少の財力がないとポリアモリーを実践するというのは難しいのかもしれない。

デメリットもあるが、上手く実践することができればそれを上回るメリットもあると思うので、よく考えた上でポリアモリーを知ってみると良いだろう。

不倫とポリアモリーは違うのか?

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ここで気になるのが、不倫やセフレとポリアモリーは違うのか?というところである。

結論から言うと、「違う」と言える。どちらもパートナーシップで物足りない部分や刺激を得る…というところでは一部一致している部分はある。

しかし、決定的に違う部分は、男女お互いが、「複数の異性と交際することを認めているかどうか?」というところである。

ポリアモリーの場合は、カップルや夫婦がそういった価値観をお互いに理解している…という事が大前提である。

これに対して、不倫の場合はどちらか一方が…またはお互いがパートナーの知らないところで、別の異性関係とこっそり交際しているという事になるので、複数の異性と交際する…ということを知らない事の方が多いし、必ずしも認めているというわけでもないだろう。

これが不倫とポリアモリーの違いであると言える。

ポリアモリーを深く知るために役立つ本

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最後にポリアモリーという恋愛観を知るのに役立つ書籍をいくつかご紹介して、この記事を書き終えたい。
どの本も読み応えがあり、刺激的なので、興味があったらぜひ一読することをおすすめする。

ポリアモリーという恋愛観まとめ

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今回はポリアモリーという恋愛観について興味を持ったので記事という形にしてみた。

ネットの普及によって、人々のニーズが多様化するように、男女の恋愛観も百人百様になってきていると言える。
これまではニッチでマニアックでマイノリティだったごく一部の恋愛観もネットやSNSによってオープンになってきた。

一個人が情報発信をすることによって、そんな価値観に共感する人が集まって、1つのコミュニティが形成されていく。

ポリアモリーという新しい価値観も、数年後にはごくありきたりな恋愛観として、生活に定着するという日がくるかもしれない。

あらゆる変化の激しすぎる時代…。従来の価値観やフレームワークを一個人に当てはめる…という事も、もう限界に近づいてきているかもしれない。
「足並み揃えてみんなと同じが良い」「ああいう風に生きれば幸せになれる」なんてものは、現代社会ではもはや「幻想」である。

逆に、従来の考え方では「マイノリティ」とされていた事の方が、実は極めて合理的であったり、自分に合っていなりする…なんて事も、今後はよくある話として、あなたも実感する日が、近い将来あるかもしれない。

戸惑いも隠せないが、時代の新しい変化に対して、常に柔軟に変化していき、決して食わず嫌いにならず、失敗と恥を恐れず、新しいことにチャレンジし、自分なりに目標や価値意識をもち、人生に求める理想的な生き方を実現できれば、幸せなのではないだろうか。

答えはいつもあなた(自分)の中にある。そして、その答えというものは、自分の思考によって導き出すほかないと言えよう。

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