夫婦やカップル、男女の関係…
最初はどんな事でも新鮮に感じて、
ウキウキ、ワクワクの毎日だったけど
共に時間を重ねていき、
お互いの関係に馴れてきたら、ほんの些細な事で大げんかしたり
その関係に大きな亀裂を作ってしまったり…なんて事態に遭遇することがあると思います。
今日はそんな事態になった時にするべき"ある3つのステップ"について書きます。
想像してみましょう。
『何かが発端であなたはパートナーを激怒させ感情的な状態』にしてしまいます、
そこで相手があなたに突っかかってきました。。。
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「ちょっと、あなた!!」
「おい、お前!」
「ねえ、ちょっといい?」
「話があるんだけど…」
「いつも、わかってくれてない!」
「何回言ったらわかるの!?」
相手が怒っている、
怖い、こわーい姿をイメージしてください。。。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いいですか?
イメージできましたか?
わかりました!
あなたの準備が完了したようですね。
それでは進みましょう…
**
今、あなたの前には
怒りに震えた不機嫌なパートナーが存在します。
パートナーはあなたに向かって
険悪な態度を示し、いろいろな意見や暴言で口撃してきました。
その時あなたがするべき事!!
それは。。
【1】まず、深呼吸で感情的になった自分を落ち着かせましょう。
思いっきり深呼吸して心を整える
ハーっと口から息を吸い込んで、スーっとゆっくり鼻から
空気を抜いていきましょう。
目の前に相手がいる場合はバレないようにこっそり実行するといいです。
相手に合わせて自分も感情的になってしまうと周りが見えなくなりますし
論理的に考える事もできません。
口からぽろっと"相手をより感情的にさせる発言"など、吐き出しかねません…
そうなるとより状況は悪化します。
事態を深刻にさせるのは何としてでも『阻止』しましょう!
【2】とにかく、"相手を理解する"ことに全力を尽くす!
パートナーの怒りに飲まれて、自分も怒りの感情で対応してしまうと
怒りの感情同士がぶつかり合って、より問題はヒートアップしてしまいます。
燃え盛る火に豪快な勢いで油を注ぐようなものです!
その状況はまるで
高速で飛んできたボールを高速で投げ返す危険なキャッチボールにも似ています。
最優先すべきは落ち着く事。
深呼吸しましょう。
そして、
落ち着き、心を整えることができたら
ステップ2:感情的になった相手を理解することに全力を注ぎましょう!
相手の意見を否定したり、言いくるめるのも厳禁です。
決して意見を跳ね返してはいけません!
飛んできたボールをバットでカコーン!と打ち返してはダメですよ。
人間は感情の生き物なので、
心が揺れ動いている時はなかなか落ち着いて考える事ができません。
それをコントロールするには普段から意識して、トレーニングする必要があります。
しかし、そんな事を普段から考えている人はほとんど皆無です。
当然…感情的になったパートナーの脳内にはコントロールのコの字も存在しないでしょう。
次から次へと、口撃が飛んできます。
正論だからそれは仕方ないな…というものあれば、
「それは間違っている」「それは誤解だ!」というような
理不尽な事を突いてくる場合もあるでしょう。
でも、ここで考えてみてください。
ステップ1で深呼吸して心を整え、気持ちを落ち着かせたあなたなら気づくかもしれません。
相手は感情的になっているのです。
だから、そもそもその発言全てに筋が通っているわけもないのです。
頭の片隅ではわかっていても、MAXボルテージになったお口ちゃんからは
機関銃のごとく、キラーワードが吐き出されていきます。
もしくは、言葉は少なくとも
大口径のマグナムのように1発、1発の威力が高かったり
黙り込んでオーラで威圧するタイプの人もいるでしょう。
私にはあなたのパートナーがどんなタイプなのかはわかりませんが…
それを100%間に受けてはいけませんし、
言い返そうとするのは御法度ですよ。
とにかく、
『理解して受け入れる』ことに全力を注いでください。
このステップでは相手の意見を聞く姿勢をつくりましょう。
聞く姿勢を見せる事で、少しでも理解しようと努力している
のが相手に伝われば理想です。
「あなたの話はしっかり聞いていますよ!」
という気持ちが大切です。
【3】あいづち、うなずき、謝る
ステップ2で相手を理解する姿勢を作れたら
次はステップ3:あいづち、うなずき、謝るを組み込んで
応戦していきましょう。
自分は悪くなくっても、
とりあえず「ごめん!」と謝る。
この3つを上手く使って、メラメラと燃えている感情を消化してあげましょう。
よく聞くのが「お互いに頑固な性格」な組み合わせ。
2人とも折れることを知らないから、互いに顔はそっぽに向けてしまう。
当然、そんな状態では理解もクソもない。
時には頑固な性格やプライドも捨てて、
心を開いてあげる人間的な強さも必要です。
そんな所にこだわって、ポリシーを守るより
自分から相手を受け入れようと、素直に心を開いた方がカッコいいし素敵じゃない?
相手が吐き出した意見や口撃には
「うんうん、確かにそうだね…」
「うん、それは言えるね」
「確かに○○なところはあったね、悪かった」
うなずき、あいずちを使って
受け止めてあげましょう!
また、相手の発言をそのまま返す
おうむがえしを使っても効果的です。
ただし、使いすぎるとくどくなったりするので注意が必要!
状況を見て使用が原則です。
以上、3つのステップを使用する事で
状況を好転させる可能性が高くなります!
最初は熱くなって
"白熱した言葉を投げかけていた"相手も
落ち着けば
「あたしも言い過ぎたわね…」
「少しでもわかってくれたらいいよ」
としっかり向き合って話せる状態になってくれます。
キャッチボールのスピードも緩やかになりました。
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まとめ
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今回はパートナーや夫婦の喧嘩を上手く解決する3つのステップについて書きました。
喧嘩した時は…
- 深呼吸する
- 相手を理解する準備をする
- あいづち、うなずき、謝る
の3つのブロックに分けて対応しましょう。
これは夫婦やカップルに限定せず、
ビジネスや人間関係全般に活用できます!
なぜなら、
人は本能的に「理解されたい」という願望が
プログラミングされているからなのです。
「もっと自分のことを知ってほしい」
「興味をもってほしい」
「関心を抱いてほしい」
誰だってそう思っているはずです。
表面には出ていなくても、潜在的にそんな要素はあるでしょう。
もちろん私も理解されたいですし、あなたもそのはずです。
難しく考えることはないです。
慣れたら落ち着いて考えられます。
もし、そうじゃなくっても
つい感情的になってしまっても
私たちは人間だし、時にはそんな日があってもいいと思います。
でも、少しでも
前向きな状況にしたいなー♪
自分の考え方を成長させたい!
という気持ちがあるならば
今回の3ステップは
あなたの頼もしい力になるでしょう。
いつも頭の片隅に用心棒として置いておきましょう。
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注意すること、これをやったら修羅場になる
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最後にこれだけは絶対に外せない
重要な事をあなたにお伝えします。
それは決して「めんどくさい」とは思わないでください。
正直言ったら、相手の事を理解することって超めんどくさいです。
かなり頭を使いますし、
あれこれ言われても否定・反論せずひたすら我慢。
受け入れる事に徹しないといけません。
でも、一瞬でもめんどくさいと思ってしまったら
返しや対応が雑になってしまい、
本気で理解しようという気持ちも薄れますので要注意です。
付け足しですが、
「無関心」や「話を全然聞いていない」
「相手の顔や目を見てない」
も論外ですので肝に銘じてくださいね。
あなたとパートナーのスムーズな関係を永遠に!
お読み頂きありがとうございました。