BOOK'S 男女の関係

風俗で働く理由。なぜ働く女性が急増したのか?「日本の性風俗」書評

更新日:

オナ禁

年々増加する風俗への女性参入…その真実とは?

もし、あなたの妻や彼女、家族が風俗をしていたとしたら…

決して他人事では済まなくなった、日常と隣合わせの存在。
それが、「性風俗」という働き方。

 

どうも、Takeshiです。
あなたは「風俗」を利用したことがありますか?

実は年々…風俗業界へ参入する女性が
増えてきているというのです。

それも至って普通の女子大生たちがです!

いったい、なぜなんでしょう?

あなたはその"理由"が知りたいですか?

今回はその理由の答えを知ることができる
「日本の性風俗」という書籍の書評として
この記事を書きますね。

こちらが書評する本

この記事は"こんな方"におすすめです

風俗業界を知りたい方

風俗を利用している方

日本経済をダークな側面から見たい方

記事では"こんな知識"が得られます

風俗業界の現状

日本の経済とその裏側

女性が風俗を選択するワケ

なぜ、この本を手に取ったのか?

この本を手にした経緯ですが、

私はもともと、風俗関係の本に興味があって
普段からいろいろな書籍を購入してします。

なぜか?というと、
あまりスポットライトが当たらない
陰の側面から日本の経済を見ることができるため
勉強になることが多いからです。

それに加えて女性が好き!という事もあります。(笑)

 

なので、この本の存在をAmazonで知っていたのですが、
先日、難波の戎橋にあるツタヤにて本書を発見!
直接手にとって読んでみたら、その内容が面白かったため
購入に至りました。

ちなみにここの本屋は、サブカル系が強かったり、
置いてある本の種類が普通の書店と微妙に違うので
面白いですよ。

お客さんのターゲット属性が違うからでしょうか?

お店はAM4時まで営業していて、
確かにお客さんの層も特殊な感じがします。

仕事帰りのサラリーマン

オシャレな若者

ホスト?のような人

キャバ嬢みたいな派手な子

外国人

…など、いろんな人がいます。

大阪、難波の中心的な場所に
お店が存在しているという事もありますし、

キャバクラやホストクラブ、
ダンスクラブや、風俗街が近くにある
という事も関係してそうですね。

 

話がそれましたが、本書を読んでみました。

感想としては…

私自身あまり普段、風俗を利用したりはしませんが、
いくつか経験はあるため、その経験と照らし合わせて
気づくことが多かったです。

私が気になった点を何個か紹介しますね!
次の部分が気になりました。

  1. 真面目な女性が風俗をする時代
  2. 風俗がデフレ化している
  3. 風俗と警察と暴力団の関係

では、それぞれを説明していきます。

1:真面目な女性が風俗をする時代

まず、最初に気になったのが

「今の時代は至って真面目な女性が
真面目な動機で風俗をするようになったという事」です。

中でも、
風俗を始める女子大生が多いという事実が
私にとっては衝撃的でした。

これまでは風俗というと、

借金や経済的な面

家庭的な問題

など、何かしら問題を抱えている女性が、
状況を変えるために風俗業界へ転身する…
というのが多かったようです。

しかし、最近では

学費や奨学金の支払い

生活費をカバーしたい

貯蓄をためておきたい

といった理由で風俗業界に参入する
という女子大生が多いそうなのです。

その理由は、

両親の収入が減少

学費の高騰

普通のバイトだと効率が悪い

などの問題が挙げられます。

あなたも肌で感じているかもしれませんが、
今の日本は年々、平均年収が下がってきています。

国が発表している統計データによると、
平均年収は411万円ほどとされています。

そうなってくると、必然的に親が子供に対して
教育するために支出する状況も厳しくなってくる…
という事は当然だといえます。

 

自宅から通学するならまだしも、
地元から離れて、大学に通う女性たちは

親の仕送りが少なかったり…

逆に仕送りがなかったり…

奨学金をかりる分だけじゃ足りなかったり…

といった問題に悩まされてしまいます。

そんな状況に加えて、
学費も高騰してきているという状況なので
ますます、お金が足りなくなってきますし、

奨学金を借りたとしても、
それだけじゃ足りない、足りたとしても
将来的に返済する分のお金も必要だし
金利も上乗せされる…

 

このような問題を少しでも解消するために、
女子大生たちは、バイトをするなりして
頑張ってお金を稼ごうとします。

最初は一般的なバイトだった、しかし…

最初は居酒屋だったり、コンビニだったり
一般的なバイトで収入を得ようとするも
これだとかなり非効率ということに気づきます。

彼女たちが大学に入って卒業したい!と思うのは、
少しでも良いところに就職したい!という事に他なりません。

 

だからこそ、勉強も頑張らなければいけない。
だけど勉強もしつつ、バイトもしつつだと体力が持ちませんし
集中もできません。

それに、どれだけシフトを組んで頑張っても、
稼げる額というのは知れています。

 

フルに入って、10万円ぐらい稼げれば
上々…というところだと思います。

風俗で稼ぐのが最も合理的

お金の問題で悩まされる…
何とかする方法はないだろうか?

そんな彼女たちが悩んだ先にたどり着いたのが、
「風俗」という選択でした。

風俗にも種類がありますが、
普通のバイトと比べれば、かなり効率よく稼げるため
短期間で大きなお金を作ることが可能です。

おまけに、少ない労働時間にもかかわらず
報酬の対価は大きいため、

レバレッジがききます。

その結果・・・

勉強する時間が増える

生活費もカバーできる

余裕が出て、キャンパスライフも楽しめる

学費や貯蓄に充てる資金ができる

といったことが実現できます。

単に、お金を使って遊びたいから!
という動機で風俗を始めるのではなく

計画的に将来の事を考えて、
合理的かつ計算的に風俗という道を
選択するという女子大生が多いそうです。

育ちの良い一流大学の女子大生が脱ぐ

大学も早稲田や慶應などの一流大で、

若さ

現役大学生(それも一流)

見た目のレベルも良い

これらを兼ねそなえている女性は
希少価値が高く、稼ぎやすいそうです。

※逆に容姿が良くない場合は稼げないという格差があります。

自分の将来を真剣に考えるからこそ、
風俗を選択せざるを得ない…という女性が
多いということですね。。。

 

たしかに、最近の風俗は
かなりレベルが高い女性が多いと思います。

特に働き口として人気なのが飛田新地

なぜなら、短期間でストレスなく稼げる
というメリットがあるので全国から女子大生が
集まってくるそうです。

実際に私もその場所を歩いた事がありますが、
女の子のレベルは非常に高く、アイドルのような子が
たくさんいるので驚きでした!

2:風俗がデフレ化している

次に風俗のデフレ化についても、
本書では詳しく言及されています。

風俗に参入するのは、前述した女子大生のみならず
シングルマザーだったり、人妻であったり、若者であったり
経済的な面で困窮した多くの女性たちです。

最近では風俗で働くことの敷居もかなり下がったようです。

風俗に参入する女性が多くなるという事は、
風俗の仕事もたくさんあるという事でもあり

市場競争が激化!供給過多となり、
人によっては風俗でも稼げない・・・といった
女性も沢山あふれているそうです。

 

最終的にはカラダを売って何とかする!
といった手段があった女性も、この厳しい市場原理によって
カラダを売っても稼げない…という現象が起きています。

困窮した貧困女性の
最後の砦であったセーフティーネット的な風俗も
もはや、その機能が失われつつあるというから驚きです。

ここでは割愛しますが、そういった女性のリアルな生活についても
書かれていて、目を覆いたくなるような事実がショックでした…。

3:風俗と警察と暴力団の関係

最後に気になったのが、
風俗にまつわる法律関係の情報。

そして、警察と暴力団の関係です。

地下経済的な仕組みが学べるので、
結構、面白かったです。

例えば、

風俗と売春との違いとは何なのか?といった事や、
風営法や売春防止法などについて詳しく書かれています。

表向きでは売春が禁止されていても、

実際にはグレーゾーンとして、
風俗店の営業を警察が黙認しているという地域があったりします。

なぜ、警察は黙認するのか?というと、
経済的な面で潰すメリットがないというのが
理由のひとつとして挙がります。

国や警察、暴力団も風俗の恩恵を受けている

風俗店があることで、地域の経済も潤いますし、
経済が潤うという事は、税金も徴収できます。

がしかし、圧力で潰してしまえば
その経済コミュニティが消えてしまうので
誰にとっても、あまりメリットが無い…ということになるのですね。

それに、地下経済化すると国は税金を徴収できません!

だから、あえて売春や風俗店の営業を黙認している
地域というのが全国にあるそうです。

 

また、風俗店がある管轄にある警察署や暴力団に、
お店がお金を渡していたりという事実もあります。

これは昔から風習として残っているような地域も合って、
トライアングルのように、この3つが裏でつながっていたりするので
表向きではグレーであっても、事実上…取締がされないといったケースがある
というのは興味深かったです。

風俗店が組合を結成し、
その組合から一定の金額を税務署が徴収。

法律的には風俗店と風俗嬢は直接雇用関係にあたらず、
さらにお客さんとの金銭のやり取りも記録されないため

お店ごとに、徴収する税額を一定の基準で決めておき、
その額を税務署が徴収することで機能している…というのも
面白かったです!

だから、逆に組合に参加していない
風俗店はマークされたり、摘発されたりするそうです。

あとがき

以上がこの本を読んで、
私が気になった部分です。

他にも沢山勉強になったところがあるのですが、
長くなるため、一番気になった部分のみピックアップしました。

最後に印象的な部分を抜粋し、
本書のご紹介の締めくくりとさせていただきます。

それは・・・

これまでは、豊かな日本人が海外などに出向いて
安く女性が買い叩かれていたが、これからは逆の現象が起こる。

海外の裕福な層が、日本の女性を安く買い叩く…
または、日本の女性が海外に出稼ぎに出向いてカラダを売る…

といった状況が現実になるかもしれないでしょう。

という部分です。
ちょっと、ゾッとしました・・・

そうならない事を願いたいばかりです。

詳しく知りたい…という方はぜひ本書を読んでみてください。

それではまた!

本書の目次

第1章 あなたの友人、恋人、妻がカラダを売る時代
性風俗というビジネス/売春するきっかけは政治経済が影響/新自由主義政策と性風俗の関係/労働者派遣法改正によるダメージ/長女の大学進学を理由に飛田新地へ/住宅ローンの返済のために……

第2章 性風俗のデフレ化
市場規模は2兆7360億円/現代性風俗の代表格「デリヘル」/風俗嬢の採用偏差値/最もレベル高い女性が集う飛田新地/風俗嬢はどれくらい稼いでいるのか?

第3章 性風俗は女性のセーフティネットか?
低価格風俗店ではどれくらい稼げるか?/経営者は搾取をしているのか?/スカウトバックと保証/生活保護水準を下回る風俗嬢が続出/最貧困・沖縄県性風俗の実態/待機所に住むホームレス女性

第4章 真面目な女子大生たちが性風俗へ
どうして女子大生が風俗で働くのか?/貧困に追い打ちをかける学費の高騰/日本学生支援機構の奨学金/吉原で働き続けた慶應義塾大学生/世の中に風俗があって本当に良かった

第5章 セックスしてはいけない売春防止法
性風俗は法律に支配される/風俗嬢は売春婦か?/摘発されても女性と客は処罰されない/サンキューグループの摘発/ソープランドは違法か?/風俗嬢は職業として認められない/風俗嬢は税金を納めない?/マイナンバー

第6章 風俗業者を規制する風営法
風俗営業適正化法/風俗摘発の切り札「営業禁止区域」/性風俗店は何店舗あるのか?/ファッションヘルス/イメクラ/性感マッサージ/人気女王様が嘆く「SMの劣化」/ピンクサロン/本番を提供する裏風俗/ちょんの間/本サロ/JKビジネス/誰でも普通に性病に感染する

第7章 韓国デリヘルの闇
韓国人女性が本番提供する韓デリとは?/韓国デリヘルの市場規模/鶯谷・韓国人売春婦インタビュー/ブローカーの手引きで入国/これからの日本は女性を海外に送り出す

第8章 性風俗と暴力団、警察
性風俗と暴力団の関係/広告宣伝費の根幹に暴力団の存在/暴力団の許可で営業するスカウト会社/スカウトマンの収入/援助交際デリバリー/「援デリ狩り」によって業者を支配/性風俗と警察の関係/東京オリンピックと性風俗

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