【オナ禁93日目】2016年8月2日(火)
どうも、Takeshiです。
今日は私が普段WEBマーケッター、セールスライターとして
広告文やセールスレター、ランディングページ、プレゼン資料などを
作成する際に、活用している「メモ帳」の使い方テクニックについて
お話したいと思います。
この記事はこんな人におすすめです
- セールスレターやランディングページを作っている
- WEBマーケッター、WEB担当者の方
- ネットで売れる文章や広告・HPを作りたい方
それでは、はじめていきましょう!
2つもメモ帳を使って"成約率の高い広告"を作る方法
私や、マーケッターの上司はまず最初に次の2つのメモ帳を作ります。
- リサーチメモ
- 清書メモ
なぜ、メモ帳を使うのか?その理由は
上司いわく
「動作が早い」「コピペなど編集がしやすい」から
ということです。
そして、なぜ2つに分けるのか?というと
1つのメモ帳に全ての情報を入れると
ごちゃごちゃして、情報が見にくいですし
量が多くなってくればくるほど、整理するのが難しいため
2つに分割します。
昔はエクセルなどに、
リサーチ情報をまとめていたそうですが
エクセルだと、編集しにくくメモ帳と比べたら
ムダな時間もとられるからと言っていました。
それは私も同じで、最初はエクセルのシートごとに
3Cなどの調べた情報を綺麗にまとめていましたが、
上司と同じく、「メモ帳派」に転向しました。
※実践を重ねていくうちに、より成果物の製作に対して
「スピード」を求められるようになったため
どうやって2つのメモ帳を活用するのか?
それでは、
それぞれのメモ帳の使い方を解説します。
リサーチメモ
目的:主にリサーチした情報を集めるためのもの
理由:集めた素材を整理するために使う
このリサーチメモは料理で例えるなら
「レシピメモ」「料理の材料集め」と言えるでしょう。
美味しい料理を作るためには、
「優れたレシピが」必要となります。
また、優れたレシピがあっても、
「材料」が使えないものだったとしたら、、、
例えば、素材が腐っていたり、傷んでいたら、
いくら優れたレシピがあっても…
作る人が三ツ星シェフであっても…
ダメな料理しかできません!
だからこそ、このリサーチメモ最大のポイントは
- 優れたレシピを作る
- 優れた素材を集める
というところに、その「肝」があります。
では、具体的に「何」を集めるのか?
リサーチメモに集める素材ですが、
主に3Cを中心の主軸とし、それに関するものを集めます。
3Cとは?
- 自社(売りたい商品やサービス、自社のお客さん)
- 顧客(どんな人に売るの?その人が抱える悩み・問題・欲求)
- 競合(ライバルの商品、広告やマーケティング)
この3つを入念にリサーチすれば、
売れる広告やプロモーションを作るにあたって
失敗とリスクを大きく減らすことができます。
上司や私がやっている最速リサーチテクニック
- 「●● こんな悩み」
- 「●● メリット」
- 「●● デメリット」
などのキーワードで検索をかけて、
競合が出しているPPC広告や、上位に上がっているWEBサイトを
片っ端から目を通して、必要な情報、「素材」をコピペで収集します。
特に、競合が作った成果が出ているであろう
ランディングページなどの「強い」クリエイティブから
訴求ポイントや、問題提起の仕方などを盗みます。
「ルパン」のように、売れるアイデアを合法的に強奪する
なぜ、そうするのか?というと、
自分の頭で考えるより、他の人が時間をかけて練ってリサーチして
すでに成果が出ているものから「盗む」方が
早いし、成果が出る
からに他なりません。
もちろん、そのまま丸パクリだと問題になるので、
ニュアンスを理解して、リライトなり、文章を作りなおしたりします。
一番伝えたいメッセージは何か?を理解して、
表面的な部分ではなく本質的なところを
合法的にパクるのです。
これができると、どこからでも盗んでこれるようになり
質の高いクリエイティブを短時間で作ることができます。
私たちが調べているリサーチポイント
- 自社:商品のこと、お客さんのこと、強み、弱みなど
- 顧客:知恵袋、関連するWEBサイト、ペルソナ設定など
- 競合:他社のPPC広告、他社のWEBサイト・売れてるサービス
コピペして集めてきた情報「素材」は
リライトして、整理して「レシピ化」します。
集めた情報をカテゴライズ、分類して整理することも
効果の出る広告やクリエイティブを作るためには
必要なスキルです。
ポイント
JVをしていたり、他のクライアントと
共同でプロモーションを行う場合は
「グーグルスプレッドシート」を利用して、
リサーチ内容を共有できるようにすることもあります。
清書メモ
目的:リサーチメモの情報を組み込んで完成させる
理由:集めた情報を売れる流れに組み込むため
「売れる流れ」とは何?
売れる説得の流れの設計図を組み込む
→PASONAなど
このメモには、あらかじめセールス全体の流れの大枠を
記入しておきます。
例えば次のような感じです。
キャッチコピーブロック 目的:ターゲットに刺さる訴求で読ませてつかむ
問題提起ブロック 目的:ターゲットの潜在的な問題を「顕在化」させて認識させる
問題煽りブロック 目的:顕在化させた問題を解決しないとどう最悪になるのか?不安を煽る
解決策の提示ブロック 目的:煽った不安を、解決できる商品・サービスを提示
商品説明のブロック 目的:なぜ、問題を解決できるのか?どんな方法でするのか説明
証拠と証明のブロック 目的:それは信用できるのか?反論や疑いを信じさせる証拠の提示
特典のブロック 目的:特典がある場合はつけて、今購入してもらう理由とする
限定性のブロック 目的:期限やリミットを提示して、先延ばしにさせず、今買う理由を提起
ヒューチャーページング 目的:問題を解決した先の「理想」の姿をリアルにイメージさせる
クロージングのブロック 目的:全ての説得の流れが終わり、最後のひと押し、不安を取る
※一例です
だいたい、このような感じで枠を作っておくことで、
全体の流れをわかりやすく把握できますし、
ブロックごとに、どんな素材を集めてこればいいのか?が
ハッキリします。
また、それぞれのブロックに対して
なぜ、その素材を入れるのか?目的を明確にして
組み込んでいくので、軸からブレないメッセージを作れます。
あらかじめ作っておく枠は、
売る商品やプロモーションによって
- どんなターゲットに?
- どんなメッセージを?
- どんな順番で伝える?
- どんな要素を入れるのか?
が変わってきますが、市場やターゲットに合わせ柔軟に対応します。
リサーチメモの情報を、
この清書メモの、各ブロックに入れ込んでいき
プロトタイプ原稿を作ってきます。
この原稿をもとに、
デザインや写真素材などの要素も入れ込んでいき
セールスレターやLPなどの完成形を目指します。
まとめ
以上が私たちが普段セールスレターや
ランディングページを作成する時に活用している
メモ帳の使い方テクニックでした。
普段、ランディングページや広告文、
チラシ等を作っている場合は参考になるかもしれません。
もちろん、人によって仕事の仕方は違うと思いますが、
ちょっとした参考になればと思います。
それでは、また!
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